バットに入っているのは大きな鯛!
普段あまり目にすることのない大きな鯛を見て「なにがはじまるんやろう」と興味津津の子ども達。
割烹着を着て鯛を見せてくださっているのは、料亭「ふじ田」の板前、澤さんです。
まずはうろこを取って下さいました。
ザッザッと取れていくうろこに目を丸くする乳児組のお友達。
うろこを取る前と取れた後では鯛の色が違う事に驚きの声をあげる幼児組さん。
お次はおなかに包丁を入れて・・・
出てきました!内臓です!
子どもたちからは思わず「うわぁ・・・(/'Δ`\)」の声が・・・。
『でもね、みんなのお腹の中にも同じ物があるんだよ。
この中で食べ物を栄養にしていくんだよ』
そんなお話を聞いて、ジーッと内臓を見つめているお友達もいました。
そしていよいよ三枚おろしです。
うまく魚をおろせない保育者も見入ってしまいました。
最後におかしらも割っていただきました。
澤さんに作っていただいた鯛飯がこの日のおやつです。
パクパク食べるみんな。
あっという間におかわりもなくなりました。
大きな魚をおろす様子を目の前で見る事はほとんどないと思いますが、『命』を感じる機会もなかなかないのではないでしょうか。
子どもだからまだ解らない・・・かもしれません。
だけど目の前で魚が切り身になっていく様子を見て、単なる『魚の解体ショー』ではなく、子ども達ひとりひとりが『命』を感じるきっかけになってくれればなぁと思います。
こういった経験を積むことで、少しずつ解っていってほしいな、と思います。
『いただきます』は『命』を『いただく』感謝の言葉。
お家でもぜひ、小さなきっかけを作ってあげてみて下さいね。
澤さん、この度は本当にありがとうございました。
とってもおいしかったです!!